MTVを見ていて 流れてきた
柴田淳「HIROMI」という別れ歌がよかった。
彼に新しい彼女ができたのだが、そのことは隠して、
"君の未来のために 君の笑顔のために僕は今すぐ 君の前から消える"
などと言う。
ぱればれなのに。
"明日から気兼ねせず あの子に会うために そこまでする あなたに 微笑んであげたの"
という彼女の対応がなんとも。けなげなような、怖いような。
今は詞は抽象的にするのがいいと思ってるようで別れ歌愛好癖のあるワタシは寂しい。こうした
映画のワンシーンのようなちょっとした短編小説のような具体的な歌がいい。
別れ歌をつくる人はどこかに個性を出そうと仕掛けを作るようで、どこにフックがあるか気に止めて聞くと面白い。特異な状況、舞台、小道具など。
この歌では小道具に指輪をもってきてる。
"いつかくれた指輪は サイズが合わなかった
ブカブカで重たくて…
でも それでよかった
不器用に騒がしい 薬指を いつも
いじることが 好きだったの"
「騒がしい薬指」なんてちょっと出ない言葉です。
曲調は切々風なのがいいのですが、ただちょっとメロディラインが弱い。
この人には他にもこうした別れ歌がいろいろあるようで聞いてみたくさっそく
レンタル屋さんに行くと
アルバム結構出してるんですね。
とりあえず[シングル
コレクション]を借りて聞いてる。詞はいいものがあるけどねじ込んでくるようなメロディラインがないので聞き込みが必要なよう。
別れ歌というと中島みゆきがbPだと思う。最近だって「ララバイシンガー」っていかにもってタイトルのアルバムを出している。けど最近はあまり別れ歌は書かなくなった。
他に昔の槙原敬之、昔の昔の
さだまさしあたりがうまかった。
ユーミンや
浜田省吾はオールマイティなので別れ歌もうまい。
そのあたりが別れ歌アーティストマイベスト5だけど、どの人も最近はあまり書いていない。
これからは柴田淳を押したいですね。
彼女は長文のブログを書くことでも有名だそうで(400字詰め原稿用紙で約12枚以上という記録があるとか)そちらも
チェックですかね。
http://www.shibatajun.com/ 「HIROMI」
こんな幼稚な嘘で 終わった
二人で作った すべてが カラカラに乾いてく
見抜かれてないと 思ってる
その程度しか 通じ合えてなかった
目を見て 仕草で
身なりで とうに気づいてたのよ
"君の未来のために 君の笑顔のために
僕は今すぐ 君の前から消える" なんて
はっきり言えばいいのに 透き通る その胸
私のため なんかじゃない
最後のキスと言って 涙まで流して
まるで自分が一番 不幸な顔してる
明日から気兼ねせず あの子に会うために
そこまでする あなたに 微笑んであげたの
虚しさだけが ここに残って
ステキな思い出にさえ させてくれなかったね
残されたカップを 見つめた
ずっと ずっと ずっと 見つめていた
軽やかな足音が 聞こえなくなるまで
"君の未来のために 君の笑顔のために
僕は今すぐ 君の前から消える" なんて
見え透いた嘘ついて 嫌いにさせたって
思いたいよ 思わせてよ
あなたしか見えなくて 夢中で恋をした私
かわいそうで可愛くて 涙が止まらない
幸せそうな あなたは まだ見れそうにない
もう強くは なれない… 誰か抱きしめてて
いつかくれた指輪は サイズが合わなかった
ブカブカで重たくて…
でも それでよかった
不器用に騒がしい 薬指を いつも
いじることが 好きだったの
みっともなくなるほど あなたを愛した私を
いつか許せる時が 来ればいいと思う
何かを探すように 時どき しゃべり出す
薬指が誰かを 忘れてくれなくても…
posted by gmind at 23:19|
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